内容が違っても大切なことは同じ!コンサートでのマナーについて

どんなジャンルであれ音楽が好きでよくコンサートやライブに行く人は、会場でのマナーは御存じでしょう。

しかし、好きでもなかなか生の演奏を聴く機会がない、と言う人もいます。今までは興味なかったけど、聞いてみたいという人もいるでしょう。

そんな人にもコンサートやライブにもマナーがあることを知ってもらえば、新しく楽しい時間を過ごせるのではないかと思います。マナーを知っていると失敗せずにすみ、楽しさ倍増です。

音楽のジャンルにより大きく変わってくるマナーもあれば、音楽を聞く基本として共通するマナーもあります。

ライブの場合は曲にもよるでしょうが、クラッシックよりもマナーに煩くない印象を持つ人は多いかもしれません。しかし、履きモノからして気をつける必要があります。

例えば、高いヒールはケガの元になります。身体を動かす場合は特に自分や相手のケガを招きかねません。

多いのが、うちわやボードを作ってくる人。大抵の人は知っているでしょうが、胸より高く掲げると周りの迷惑になります。

ペンライトは会場が一帯になる素敵なアイテムですが、その会場で売っている主催者公認のものが一番です。よく店で売っているものもあるのですが、種類によっては迷惑になるものもあります。

同じファン同士でトラブルを起こさないよう、マナーを守りたいものです。

クラッシックの場合は、ライブと違って特に静かにして聞きます。そんな時に雑音が入ると、せっかくの音楽に水を差してしまうことになります。

咳などの生理現象は仕方ないですが(それでもハンカチで押さえる、曲間にするなどの配慮は必要です。)、おしゃべりや荷物をごそごそ触るなどの音は耳触りになりがちです。衣擦れやパンフレットをめくる音も意外に響きます。

曲中に会場に出入りすると雑音だけでなく、迷惑行為になります。遅刻したからと慌てて会場に入るのではなく、スタッフの指示に従って静かに行動するのがマナーです。

荷物が大きい場合や冬のコートはクロークに預けるのが間違いないです。皆がコートを持ち込むと音が吸収されて、音響に影響が出ます。

そして難しいのが、曲間の拍手。交響曲を代表に(楽章の合間がわかりにくい場合がある)、曲によっては拍手のタイミングがわからないことがあります。慣れている客も多くいるので、不安な時は周りに合わせるのが一番です。

どんなコンサートやライブだろうと同じに注意しなくてはいけないことも多くあります。

まず、飲食物の持ち込みです。基本禁止が多いです。屋外ライブなど飲み物はOKの所も多くありますが、条件があったり、ダメなところもあります。

クラッシックコンサートの場合はホワイエ(劇場ロビー)が飲食可能で、演奏の余韻に浸りながらアルコールを楽しむこともできます。ただし禁煙が多いです。

一番言われるのが、やはり携帯電話の問題です。マナーモードがOKのライブや電源を必ず切るようにアナウンスされるコンサートなどいろいろありますが、会場の指示に従うようにしないと周りや主催者の迷惑になります。(マナーでもバイブが鳴ったらアウトです。)場所によっては、携帯画面の明るさも迷惑です。また音響機材に影響を与える可能性もあります。

当然撮影も禁止です。稀にライブで撮影OKのものもあるようですが、基本的には禁止のアナウンスがあるはずです。

また演奏が始まる前にはトイレは済ませておきましょう。できれば、開場前に会場外ですませるとトイレ混雑に巻き込まれることはありません。

細かいこともまだまだありますが、少なくともこれらの基本は押さえて、音楽を楽しみましょう。

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